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ルフィの仲間論

【書評】
・『ルフィの仲間力』
・安田 雪

この本を読めばなぜ
『ワンピース』という漫画がなぜモンスター級の人気を誇るのかがわかります。
ワンピースには目標とすべき人間像のキャラクターが沢山存在しています。
そして、本当の仲間の見つけ方も学べます。
仲間を見つけようとしてるうちは本当の仲間は見つからない。見つけたいのならばなにか大きな目標を持ち、周りに笑われてでもその目標に突き進むこと。そうすれば、きっと着いてくる人間は見つかる。それが本当の仲間。


ワンピースのキャラクターはそれぞれが個性と長所をもってます。そして自分の短所は長所が大きい故、あまり目立たない。仮に短所があったとしても他の仲間がそれを補ってくれる。麦わらの一味は非常にバランスがよく、お互いに高めあえる関係となっています。

僕がこの作品で印象的だったのが
ウソップの話です。
麦わらの一味には
ルフィ、ゾロ、サンジという最強の3人がいます。ウソップは戦闘力の面でいえば言わずもがな劣ってしまっています。
ウォーターブルー編ではウソップがそんなコンプレックスとメリー号の問題から一時仲間と決裂してしまいます。
ですが、ソゲキングとして結局は仲間のために命をかけることとなります。
仲間が大切だからです。
命を捨てられるほど仲間が大事だからです。
ウソップがなぜ強くなろうとするのか。それは、仲間と一緒にいるため。そして仲間を守るためです。
これはウソップだけではありません。
シャボンディ諸島編では仲間がバラバラになってしまいその後頂上戦争でルフィが兄であるエースを失ってしまうことを仲間は知ることになります。その時仲間は思いました。「あいつの側にいてやりたい」、「あいつを守りたい」、「あいつのために強くならなきゃいけない」
僕らは基本なにかを学ぶ時は他人のためでなく、自分のためであることがほとんどです。
ですがワンピースのキャラクターのほとんどは誰か大切な人のために強くなろうとしています。そんな熱いキャラクターばかりです。悪そうなキャラクターでも根底には大切な人がいる。それぞれの正義がある。

現代にはこういった柄の人は少ないようにも思えます。ワンピースには目標とすべき人間像のキャラクターが沢山います。
ぜひ、この書評をきっかけに
彼らの物語をもう一度
こんな視点から見てもらえたら僕も嬉しいです😁